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アルデンテの嘘?


8世紀にはパスタ製造の機械化が始まり、パスタが低価格で庶民に提供されるようになり、庶民の主食として広く普及しました。

時ナポリは、天日で乾燥していたパスタにとって、地中海気候の気象条件が揃っており、他の地域よりも早くパスタが発展しました。この当時のナポリの人々は、街角で手づかみですりおろしたチーズをかけて食べていたようです。
アルデンテ 作り方
かし、当時はくたくたに煮込んだパスタを食べていたようで、今もイタリア全土でも堅い(アルデンテ)パスタを食しているのは、シチリア周辺だけだといわれています。

あ、煮込みすぎの麺は美味しいとは思えませんが、何が何でもアルデンテというのはちょっと違うのではないでしょうか?
日本のうどんに讃岐うどん=コシがある。
山梨煮ぼうと=柔らかく煮込むがあるように、パスタはもっと自由に好きなように作って食べるべきなのではないでしょうか。





パスタとトマトの出会い



マトはグルタミン酸と呼ばれる旨味成分が豊富に含む、ソースに最適の野菜です。グルタミン酸は、だしに使われる昆布にも含まれているもので、 味に深みを出す調味料となります。さらに、グルタミン酸は魚や肉など、動物性のものと相性が良く、組み合わせると味の旨味やコクが倍増されます。
アルデンテなひととき

代のようにソースとからめて食べるパスタ料理がイタリアに普及しはじめたのは、17世紀のトマトとの出会いがきっかけでした。そして、17世紀半ばをすぎるころから、パスタ料理はイタリアから世界に広がっていきました。