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パスタの起源


界の“麺”は、小麦粉を練って煮て食べる中国の「湯餅(タンピン)」がルーツと考えられてます。
現代のすいとんのような物でしょうか。
1世紀くらいには練り粉を手で伸ばして作る麺が食べられ、さらに唐の時代には麺棒で生地をのばし、包丁で切る「切り麺」が登場し、宋の時代には大体、今の中国で食べられる麺が大成されたと言われています
アジアの麺の発祥の地である中国は、まさに世界の麺の故郷です。パスタの起源


国の麺の起源は、世界の小麦栽培の歴史と深い関係がるといわれています。
小麦は、紀元前七千年頃にメソポタミアで栽培が始まり、そこから世界各地に広まっていった作物であるとされていますが、この小麦を栽培する技術とそれを粉にする技術がセットになって、シルクロードを通って中国に伝えられ、新しい食文化である“麺”が生まれたと考えられます。


パスタの起源は中国?


スタの起源は諸説が入り乱れており、中国の麺がマルコポーロによってイタリアにもたらされたという説や(東方起源説)、シチリアのマッケローニを起源とし12世紀頃に各地に広まった(シチリア起源説)その他ナポリ起源説、古代ローマ起源説等々、東方起源説についてはマルコポーロの生まれる以前から既にパスタの原形ができあがっていたということで否定的ですが、その他の説については諸説紛々で実際のところ判っていないようです。


代のパスタは食事の度に作っていたので生パスタが基本だったと考えられます。料理や形状もはじめは生地を伸ばしてラザーニャ状にしたものを焼いたり揚げたりして食べていましてが、次第に料理のし易さや食べ易さという点から棒状に伸ばして細長く切ること(ロング・パスタ)を思いつき、さらに手早く料理するために生地をちぎるだけのニョッキ(ショート・パスタ)が考案されたといわれています。
 こうして、パスタのバリエーションは拡がっていきましたが生パスタゆえ保存がきかないという難点がありました。
その後アラビア人が乾燥パスタを考え出しパスタはより一般に普及していったとされています。
パスタの起源
際は誰も判らない古代の謎ですが、きっとアラビアの商人達がシルクロードを通り、中国からイタリア各地に、絹や金銀そして麺を運んだと考える方が、男のロマンでしょう



パスタとは?



麦粉を練った物という意味らしいのですが、考えるにその頃の携帯保存食のような物だったのではないでしょうか。
パンは米と違いは作るのに「練る・窯で焼く」の2行程必要なのに対し
乾燥麺は「茹でる」の1工程で済みます。
さらに保存も利き食べやすい、うってつけの食べ物だったのではない
でしょうか。
パスタの起源

12世紀頃、アラビア人からシチリア島に乾燥パスタの製法が伝えられ、この地で、乾燥パスタの製造が始まったようです。地中海の乾燥した気候で乾燥パスタが作りやすかったようです。


タリアのパスタ料理の多様性は、
@料理に使用するソース(イタリア語でサルサ)の種類が多いこと、
A料理の具材に多種類の肉や魚介類、野菜などがもちいられること
Bパスタ自体に多くの形状があることです。


なかでも特徴的なのが、パスタそのものの種類の多様性で、イタリア全土で形状のちがうパスタを数えきれないほどあります。
こうしたパスタを大別すると、乾麺であるスパゲッティ(spaghetti)、生の手打ち麺であるタリアテッレ(tagliatelle)、幅広の短冊状の麺であるラザーニャ(lasagne)、餃子のように小麦粉製の皮に詰め物をしたラヴィオリ、ショートパスタのマカロニ等です。