大使閣下の料理人

大使閣下の料理人


大使閣下の料理人 1巻〜24巻(連載中)
モーニング

西村ミツル哲 (著), かわすみひろし(イラスト)

あらすじ

一流ホテルに勤めていた主人公だが、もっと客と身近に接したいということでベトナム大使館付きの料理人へと転職。
外交を料理の力で変えていく。
各国大使や首脳までも主人公の料理によって感動・感銘を受けやがてサミットの首脳会議の料理まで引き受けるようになる。
その後、大使閣下のおつきの料理人として、また日本へ戻る。

そんな馬鹿な!と思う反面、料理の奥深さはこんなところにもあるかもしれないと思えるような作品。

主人公はフレンチ出身のコックだが、ベトナムでは当地の食材を多用し、無国籍風フレンチを作ったり、後半は和食職人の女の子が登場し、和食を作ったりと、料理そのものはオーソドックスな物だが、思わず作って食べてみたくなる程。

料理が好きになるのは、やはり食べてくれる人がその料理に美味しいと言ってくれることだ、と改めて感じさせられる。