あらすじ

佐竹城は、大会社の創業者の父とフランス人の養母を持つ。子供のとき、養母が飲ませてくれたワインを求めて、ワインに関して天才的な知識と舌を持つ主人公が世界を巡るといったストーリー。
フランスそして日本のレストランで第一級のソムリエとして
活躍する。
随所にワインに関する知識、特にワインへの接し方やソムリエとしてのサービスの心構えがちりばめられており、いわゆる薀蓄ものとしても楽しめる。

やっぱり主人公は天才なんだと思ってしまうと一気につまらないコミックになってしまうが、実はソムリエとしての主人公の活躍より主人公のお客様のことを第一に考えるレストランサービスはたいへんためになるし、学ぶべきところが多い。

もしレストランサービスに従事している方がいれば、お客様に対するアウエアネス（気づき）のこのコミックを読んで学んでほしいと思う。